瀬戸内を料理する本格日本料理店。@永山

広島市内にある日本料理の名店『永山』を訪ねております。

神楽坂の「石かわ」や三田の「晴山」で腕を磨いたという本格派。

特に、晴山には開業時から８年も籍を置くなど、日本が誇る全国区の料理店の哲学や技術を学んだ経験は大きい。店舗の雰囲気は落ち着いた静かな空間で、誠実な性格も滲み出ております。２つの修行先が持つような強い独自性の一旦を垣間見せつつも、瀬戸内の恵みをストレートに活用した実直な料理が印象的です。

そんな永山のおまかせコースをいただいてまいりましょう。

「蛤の薄葛仕立て」空豆とアスパラとともに

「御椀」毛蟹の真薯のニュアンスは晴山にそっくり。出汁の雰囲気は控えめか。希少な広島県産の潤菜とともに

「御造」木の芽で和えたアオリイカと桜鯛。

「鱒寿司」永山流の鱒寿司。脂の乗ってるスペシャルな鱒は函館から。

「焼物」山口県の角島からの甘鯛を漬け焼きしたもの。煎りたての胡麻と和えたいんげんとともに

「揚物」肉厚な瀬戸内の真魚鰹。ふわふわな仕上げにて。お隣は冬の間中寝かせたというインカのめざめ。薩摩芋のように甘い。

「しゃぶしゃぶ」広島が誇る和牛の榊山牛。最高レベルの融点を誇るそうで、出汁と一体化したような口溶け。甘味の強い出汁ともマッチしております。

「食事」桜海老ご飯。圧倒的な桜海老風味の中で、スナップエンドウの食感と新生姜の風味のアクセントが活きる。

「菓子」マンゴーとパッションフルーツ。

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永山
070-4352-4891
広島県広島市中区幟町10-3
https://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340108/34026172/