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2024.05.07 昼

三原焼きってなんだ!?@ お好み焼き てっちゃん 本店

お好み焼き・もんじゃ焼き・鉄板焼き

呉・竹原・三原

1000円〜2999円

★★★★☆

広島県と言えばお好み焼きが有名だが、実はその中でも地域によって色々なバリエーションがある。今回は広島県の中央部に位置する、三原市のお好み焼きをご紹介してまいりましょう。

三原焼と呼ばれるジャンルを確立しており、その最大の特徴は具材に鶏モツが採用されていること。尾道のお好み焼きでも砂肝が使われていますが、三原ではレバーやたまひもなどモツ全般が使われます。ちなみに、同エリアが養鶏の産地だったことに由来しているそう。もう1つの特徴はメニュー名にありますが、そのあたりは話をお店に移してご紹介してまいりましょう。

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昭和38年創業の『お好み焼き てっちゃん 本店』、三原市内にある最も老舗のお好み焼き店の1つ。

さっそくメニューに目を移すと、広島のお好み焼きには珍しいモダン焼きの文字。関西ではそば入りのお好み焼きをモダン焼きと称するが、三原市の産業基盤に関西からの来客が多かったことに由来するそうです。

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「スペシャルモダン焼A」

ご紹介の通り、モツとそば入りで、それ以外には肉、イカ、エビ、玉子で構成されております。何よりもまずソースが美味い。オリジナルの辛口ソースなのですが、塩気も十分なのでビールなどと合わせれば更に満足度が高いでしょう。焼き具合も絶妙で、生地も含めてとろっと感がたまりません。卵も半熟だったり。その中にあって、存在感を発揮するのが鶏モツの個性的な味わいと食感。特に砂肝のコリコリが全体の中にアクセントを作ります。

ちなみに、お好み焼きを注文すると麺はなし。これが「三原焼き」のお好み焼きになります。そばがない分、余計に鶏モツの存在感やキャベツの甘さが際立ちます。

広島からのアクセスはなかなか大変ですが、その道のりを走る価値のあるお好み焼き、もとい、モダン焼でした。ご馳走様です。

お好み焼き てっちゃん 本店
0848-63-9073
広島県三原市城町1-5-25
https://tabelog.com/hiroshima/A3404/A340303/34000530/

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