2023.06.27 夜 六本木の路地裏で鰻懐石。@三宅輝 日本料理 六本木・麻布・広尾 30000円〜49999円 ★★★☆☆ 六本木にある日本料理店『三宅輝』へ。 河豚の名店「味満」や中華料理の「虎峰」などもある裏路地にございます。岐阜にある日本料理と鰻の店「優月」のご主人である三宅輝氏の東京進出店。三宅氏は故郷の多治見市観光大使、農林水産省による日本食普及の親善大使など、日本料理の普及のために尽力してきた方だそうだ。六本木では、鰻をメインディッシュに、全国からの良質な食材たちでコースを設計しております。 料理全体の印象としては、繁華街である六本木らしさでもあろうか、酒飲みにアジャストしたような味付け。強い味に塩気を重ねたようなアプローチも多く見られ、これが工夫というか個性にもなっております。 例えば、お向こうにおいては、中トロはしっかり漬けに、鰹にはポン酢のジュレを重ね、いさきは昆布締めした上にさらに海ぶどうを包みこむ、そんな感じ。肉料理においても、海苔のソースに鮑に雲丹と塩の掛け算が行われております。スペシャリテもオリジナルの塩漬けキャビアだ。ただ、ありがたいことに味の濃淡は好みによって調整してくれるそうなので、薄味がお好みの方は料理長にお伝えしてもいいかもしれません。 ラインナップはこちら。 「先付」白芋茎。胡麻のソースで。 「帆立」蟹も織り交ぜた帆立の真薯。翡翠茄子と冬瓜を添えて。 「向付」鮪中トロ、鰹、伊佐木 「鮎」炭火で焼き上げた鮎。 「輝キャビア」塩分濃度は2.8%。海外に比べれば塩気が抑えめだが、キャビアの選択自体にやはり塩を重要視している印象あり。 「太刀魚」脂のよくのった太刀魚の天麩羅。とうもろこし、銀杏、生姜の天麩羅と共に。 「尾花沢牛」海苔のソースに、鮑と雲丹を重ねる。 「鰯と潤菜」口直し的な位置付けの酢の物。 「130年のうなぎ蒲焼」三河一色の鰻を使用。関西風の地焼きを採用。たっぷりと絡めた濃厚のタレが130年継ぎ足しということだろう。 「マンゴーと紅秀峰」 「林檎アイス最中」 — 三宅輝050-5571-3172東京都港区六本木3-8-12 六本木JTビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13247307/