2023.06.19 夜 あの肉の名店のプロデュースする洋食店@洋食 つばき 焼肉・肉料理 岐阜・大垣・揖斐川 10000円〜29999円 ★★★★☆ あれ?この洋食店、肉料理がめちゃくちゃ美味くない? 岐阜県の洋食店『洋食つばき』の第一印象である。下調べなしでの訪問だったが、その出自を聞いて強く納得。全国に名を轟かす雪月花の系列店なのだ。同グループは、最高レベルの銘柄牛を使った肉割烹や焼肉店がメインで、ミシュランガイドへの掲載、食べログでのアワードの受賞などその評価はすこぶる高い。王道の洋食メニューの中にも、ハンバーグやビフカツなどの肉料理が多いわけで、ミトミえもんの第一印象ももはや必然というわけなのです。 洋食店を、いわゆる街の洋食店で終わらせない。 肉のレベルについては説明済みだが、空間の演出から余念がない。のどかな田園風景の中を車で走り、たどり着いたのは手入れの行き届いた庭と築150年という歴史のある古民家。レトロとモダンを兼ね備えたレストランは、懐かしさと同時に高級感を演出しているのです。 おまかせコース、16500円。洋食コースとしては決して安くはないが、それに見合う料理のラインナップが並びます。 「ミニハンバーガー」すでにシルエットから完成度が高い。パテは飛騨牛のヒレ肉で旨味たっぷり。ソースのレベルも高く、バンズも小麦の風味とカリッとした香ばしさを余韻に残す。スターターからしっかり心を掴まれました。 「ローストビーフ」脂の旨味はたっぷりなのに、しつこさが全くないというアウトプット。ちなみに、これも飛騨牛を使っているそうだ。お隣にある野菜で作った花束も素敵すぎます。 「スープ」ピュアホワイトの冷製ポタージュ 「鮑のグラタン」コク深いクリーミーさの中に動物系の旨味がたっぷり隠される。鮑も幸せもんだ。 「稚鮎のフリット」焼きトマトのソースが不思議とぴったりくる。 「牛タンのポトフ」厚みと反比例するような柔らかさ。コンソメスープに浮かせて。 「カニクリームコロッケ」北海道産の毛蟹のカニクリームコロッケ。とろとろ系ではなく、蟹をしっかり食べさせるような詰まってる系。予想通り蟹の風味が爆発します。 「ビフカツ」スペシャリテのビフカツは飛騨牛のシャトーブリアン。千両役者の雪月花、これは美味いに決まってる。大人なビターなソースで。 締めは「オムライス」「カレー」から選択可能。もちろん、ミトミえもんは両方です。 個人的にはカレーに軍配。 洋食屋のデザートといえば、やっぱりプリン。最高です。ご馳走様でした。 — 洋食 つばき058-297-1122岐阜県岐阜市打越59-2https://tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21017221/