衣の中に多くの”こだわり”を詰める。@ とんかつ ひやま

宇都宮にある人気とんかつ店『とんかつ ひやま』へ。1984年創業、現在は２代目の店主が暖簾を守ります。人気の秘訣はズバリご主人のこだわりの強さだ。まず、着席と共にロースカツのリコメンドされる。もちろん抗う理由もないので、ロースカツを大サイズ（220g）で。

今度は食べ方の指南。

まずは、そのまま一口。なるほど、しっとりとした揚げ上がりのおかげもあってか、たっぷりの脂の甘味が口の中に溶け出します。ちなみに、豚肉は地元栃木県の養豚業者から仕入れているそうだ。

次に、ソースではなく塩で食べるのがすすめられる。これによって脂の旨味に輪郭ができて、ビビッドに旨味を届けてくれます。衣がきめ細かいことも肉の魅力をダイレクトに伝える一助になっているのでしょう。むしろ、塩の粒感の方が大きいほどだ。

裏名物は牡蠣フライ！？

牡蠣はメニューに”時価”と書かれるが、これが裏メニュー的な人気を誇る。強いこだわりはここでも健在で、幻とも呼ばれる岩手県の桜牡蠣を使用。歯応えとクリーミーさ双方の持ち主で、こちらも店主の言う通り、何もつけずに食べるべき一品だ。

衣の中には、豚肉や牡蠣ばかりではなく、たくさんの”こだわり”が詰まっておりました。ご馳走様です。

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とんかつ ひやま
028-655-2929
栃木県宇都宮市若松原2-2-7
https://tabelog.com/tochigi/A0901/A090101/9000141/