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2023.05.26 夜

ローマと日本に星を持つ男@能田耕太郎氏

イタリアン・ピザ

★★★★☆

ローマと日本に星を持つ男、能田耕太郎氏。

2014年にオープンしたローマの「ビストロ64」でミシュラン一つ星を獲得。その実績を提げて、日本の銀座にある「FARO」のエグゼクティブシェフに就任。そして、この地でも2021年にミシュランの一つ星を獲得をしている。銀座で実践しているのは、まだ日本では珍しかったヴィーガンガストロノミー。思考性であるヴィーガンを美食の領域に引き上げる試みだ。2017年にはグルメの天下一武道会とも言える「テイスト・ザ・ワールド」で、ローマ代表として優勝も果たしております。その作品もまたヴィーガン料理なのだ。

「じゃがいものスパゲッティ」
スパゲティに見立てたのはじゃがいもで、シャキシャキした軽やかな食感に仕上がります。米粉でカリッと揚げたじゃがいももトッピングしており、2つの異なるテクスチャーが楽しめる一品。ソースにももちろん動物系のものは不参加で、魚醤でコクを作ったり、リゴリスで風味を作ったりと奥行きのあるアウトプットに。軽くて美味い、なるほどヴィーガン料理とはいいところどりの料理なのか。そう思わせる一品です。

ご紹介が遅れましたが、今回は能田耕太郎氏を迎えてのホームパーティ。家主の希望で、テーマはパスタを中心としたイタリア郷土料理。どんな料理でもハイクオリティーで作り上げる引き出しの多さにも驚かされました。以下、料理のラインナップ。

「生ハムの盛り合わせ」

「ボンゴレビアンコ」

「ボロネーゼ」

「カルボナーラ」本場仕込み!

「カツレツ」細かい衣が口溶けよく、そして熊本の黒毛和牛のまた口溶けがいい。

「パンナコッタ」

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