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2023.03.18 夜

神楽坂の魅力の1つは、間違いなく裏路地だ。@しゃぶ屋

日本料理

四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋

5000円〜9999円

★★★☆☆

神楽坂、かつて花街であった風情を残す街並みが魅力だが、特に石畳を敷いた路地裏は歩くだけでテンションが上がっていく。当然路地裏にあるレストランはその恩恵を受け、歴史や文化という風情を我がものにしております。今回紹介する居酒屋『しゃぶ屋』もその1つ。路地裏を歩いた突き当たりにある一軒家で、もともと芸者さんの旧家をリノベーションしたというおまけ付き。風情の掛け算が実行されております。笑

もちろん主役はしゃぶしゃぶ。屋号の通りです。

まずは、出汁選び。利尻昆布だし、豆乳白だし、鶏白湯だし、赤辛だし、季節のだしと5種類の用意あり。使用する鍋は鴛鴦鍋なので、2つの味を選択する事が可能になっております。ちなみに、左が利尻昆布、右が赤辛でいただいております。

つけダレもデフォルトで2種類あり、ポン酢と黒胡麻が楽しめます。白胡麻ではなく、黒胡麻って珍しいですね。しかも、追い胡麻できるようにすり胡麻の用意までございます。

具材も肉から海鮮から充実しておりますが、その前にいきなり見せ場がやってきます。お通し的な立場にして名物でもある、大根でございます。

目の前でピューラーで大根を剥いて、件の出汁の中に豪快に投入していきます。それぞれの出汁の味を吸った大根が、シャキシャキしてて味にも食感にも美味しいんです。

「野菜盛り合わせ」

「三種豚しゃぶ盛り」茶美豚、白王豚、とことん豚の食べ比べ。個人的には脂の甘味を感じる白王豚が好み。

「豚つくね」軟骨入りのつくねは下味もしっかりで美味。

野菜や肉の旨みを落としたスープは力強さが増しますが、そこは締めの中華めんの出番。風情たっぷりな空間で、お腹いっぱい食事をとっておきながら、リーズナブルな価格設定もありがたい。やっぱり神楽坂の魅力の1つは、裏路地だ。

しゃぶ屋
050-5589-5901
東京都新宿区神楽坂4-4
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13046339/

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