2023.03.16 夜 路地裏のイノベーティブ。@こすだ フレンチ 大阪市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 路地裏、それは秘密めいた世界への入り口。 今回紹介するのは、そんな路地裏レストランの1つ『こすだ』だ。天神橋筋六丁目の路地裏、古民家の急な階段を上がるとそこには小さなカウンター席が設けられます。入り口の目印は小さな屋号のシールのみだ。カウンターに立つ小須田シェフは、かの森義文氏率いる名店の「カハラ」のご出身。なんと20年にも及ぶ修行を積み、2021年に同地で独立を果たしております。 空間の雰囲気や器の好みも和によっているようだが、料理のアウトプットは完全なジャンルレス。強いて言うなれば、様々な食材を参加させているが、どこかの和のエッセンスが随所に感じられます。小さめなポーションが好感度が高く、味の変化をずっと楽しんでいるような感じ。そして、驚くべきは金額設定で、お酒も普通の楽しんで1.5万程度だったことにはびっくり。これも路地裏の魅力だろうか!? さて、コースは最初の食前酒から心を奪われます。 スパークリングの日本酒をライムの皮をひっくり返した器でいただきます。これは先附の蛍烏賊の料理にも使われ、料理の柑橘の風味を与えております。味付けはトムヤンクンのニュアンスもあって、辛味と酸味がお酒も進ませます。 その他、コースのラインナップはこちら。 「温泉卵」可愛らしいシルエットの温泉卵。髪の毛の部分は都度都度変わるようですが、今回は新子が務めておりました。 「芽キャベツと新玉葱」淡雪塩が冬から春への変わり目を表現しているかのよう。野菜の甘さもきっちり引き出します。 「カチョカバロ」香ばしく焼き上げたチーズを海苔の香りとともに。 「新じゃがのハッシュドポテト」大阪らしいたこ焼き風! 「ジャンボマッシュルーム」たっぷりのチーズとともに 「ビーフン」たっぷりの新海苔と和えて。そのままでも抜群の風味だが、鶏スープとつけ麺風にいただくのも吉。 「フカヒレ」焼きフカヒレに三つ葉を添えて 「サラダ」ベビーリーフに胡麻をかけて。最初のライムも参加。 「肉料理」カハラでも定番だった肉料理。ヒレとサーロイン。 「アスパラご飯」鰹出汁なども参加させて、しっかりした味に仕上げます。 「西瓜」季節外れのスイカだが、甘さが抜群。塩気も足してすっきり。 — こすだ大阪府大阪市北区国分寺2-3-13 2Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27127044/