2023.03.03 昼 神保町で続く、キッチン南海の歴史。@キッチン南海 神保町店 居酒屋・定食 秋葉原・神田・水道橋 〜999円 ★★★☆☆ 2020年6月、伝説の洋食店「キッチン南海」が閉店した。 黒いカレーで一世を風靡し、暖簾分けなどは最盛期には20店舗以上もあったという。その本店は惜しまれつつ閉店を迎えたが、実はキッチン南海はまだ神保町にある。それが最後の暖簾分けとなる『キッチン南海 神保町店』だ。本店にも負けぬ行列店を作るなど、場所、人気ともに現在の本店格と言っていいかもしれない。 南海のキーカラーである緑色の看板は健在。だって由来が、同色のキーカラーのプロ野球チームの南海ホークスからですからね。っていっても、ミトミえもんでも記憶がギリギリなんで、今の野球ファンにもピンと来ないでしょうが。笑 行列の間にメニューを選ぶ必要があるので予習をしておきましょう。看板メニューの黒カレーもいいですが、隠れた人気メニューの「ひらめフライと生姜焼きライス」、通称””ひらしょう”もオススメ。 まずは驚くべきはそのボリューム。もはや阿修羅のお面のように、ひらめフライと生姜焼きだけを正面に捉えることができます。笑 ひらめは白身魚に油の風味が加わって、さっぱりではなくしっかりした味わいに。さらに、調味料は悩ましいほど充実しているので、味の変化に困ることもない。個人的にはタルタルソースと醤油がオススメですね。強い油の風味を軽減してくれる気がします。 生姜焼きの味付けはびっくりするほど濃厚。豚肉も玉葱にもしっかり味が浸透してるので、ご飯の進み具合がバグっていきます。老舗の洋食屋はこうでなきゃ!ご馳走様でした。 — キッチン南海 神保町店03-3219-1616東京都千代田区神田神保町1-39-8 ハウス神保町 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13249021/