「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2023.02.01 昼

幻水豚はブランド豚にあらず!?@生産者組合 とんかつ 幻水豚

とんかつ・揚げ物

東急沿線

1000円〜2999円

★★★★☆

幻水豚は、いわゆるブランド豚ではありません。

三軒茶屋のとんかつ店『生産者組合 とんかつ 幻水豚』は自らこう語る。銘柄豚であることを推すとんかつ店は多いが、逆にブランド豚ではないことを推す店もなかなか珍しい。そもそも銘柄豚には正式な定義はないが、特定地域において育て方や掛け合わせなどで付加価値を高めた豚のこと。幻水豚は自然飼育を基本に、自然熟成の還元水を毎日たっぷり飲み、広い大地で育てた豚のこと。特定の地域や掛け合わせではないようだが、付加価値を高めた豚という意味では、幻水豚もまたブランド豚と遜色がないだろう。

とんかつ定食三種、1800円也。

3種類の部位が楽しめてこの価格なら、かなりリーズナブルだろう。これもブランド豚ではない副産物かもしれない。上ロース、特バラ、上赤身の3つの部位が、真っ白な衣をともなって登場します。白い衣は低温調理の証拠で、口溶けの軽さもあって、まるで上質な調味料のような役割を果たします。

肉自体は、ロースは甘味の強い脂、バラもやはり融点の低い脂、そして赤身は肉自体の旨味が特徴になっております。やはり銘柄豚と何ら遜色がないほど美味い。

生産者推しなのは豚肉だけにあらず。米や野菜にもしっかりこだわっており、味も実を伴っております。ご馳走様でした。

生産者組合 とんかつ 幻水豚
東京都世田谷区三軒茶屋1-40-14 太子堂ハイム 102
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13267114/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ