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2023.01.31 夜

料理の輪郭がよりくっきりと。@赤坂おぎ乃

日本料理

赤坂・永田町・溜池

10000円〜29999円

★★★★☆


『赤坂おぎ乃』

オープン以来、第一線で走り続ける日本料理店。開業のタイミング以来の約三年ぶりの訪問。繊細な出汁を引き出すなど滋味深さや豊富な日本料理の知識を根底に、時代にマッチした華やかさを加えた料理、その印象は変わらない。以前よりも磨きがかかっており、明確におぎ乃料理の輪郭が見えた印象です。

その象徴とも感じたのが「柚子釜焼き」

冬の風物詩ともいえる柚子釜の料理。まるでフランス料理のパイのような雰囲気で、ふわふわの卵料理に仕上がっております。中にはノドグロ、鱈白子、松葉蟹などの四番バッターたち。柚子の香りでバランスをとってコントロール。結果として、喧嘩させないのはさすがだ。まさに、素材が持つポテンシャルと華やかな見せ方の両方を持つ、おぎ乃の料理の象徴といっていいでしょう。

その他の料理のラインナップはこちら。

「聖護院蕪の蕪蒸し」ぐじの酒蒸しと。

「車海老と帆立のジュレ仕立て」時折見せる香ばしさのアクセントに、林檎の酸味が絶妙。

「松葉蟹真薯」睦月らしく餅を重ねて。鰹出汁のクリアな味わいが素晴らしい、、、

「虎河豚」身、皮、その間の遠江、そして白子。河豚を余すことなくピリ辛のポン酢ジュレと共に。

「中トロ」長芋、海苔の佃煮、黄身醤油と一緒に。どのアプローチでも脂をしっかり感じさせる素材力の高さよ。

「鰆」胡麻をまとわせて焼く利休焼きにて。鰆の下の百合根のペーストは自然の甘いソースだ。

「八寸」テーマは冬の情景。お祝いのエッセンスが随所に散りばめられます。灯籠を大根で作るのは修行先の吉兆に同じ。

「唐墨餅」炭火で香り高く火入れをした唐墨餅。鉄板。

「柚子釜焼き」

「猪鍋」動物系ながらクリアな出汁。聖護院大根、九条葱、せりなどと共に。

「白御飯」鰻丼。パリパリ、ふっくらの二律背反の鰻丼。

「味御飯」鰤と九条葱の御飯

「お代わり御飯」いくらと牛蒡の佃煮

「ミルクアイス」

「大福」

赤坂おぎ乃
03-6277-8274
東京都港区赤坂6-3-13
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13245499/

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