スペシャリテはカボチャとフォアグラ。@イル プレージョ

代々木上原にあるイタリアン『イル プレージョ』へ。

シェフの岩坪滋氏は、北から南、そして島々までイタリア全土で修行経験あり。ミシュランやゴエミヨの獲得実績もある実力派だ。その経験から生まれたのスペシャリテの１つ、アンティパストの「カボチャとフォアグラ」だ。フォアグラといえば、フレンチを代表する食材だが、実はその始まりはローマ人によるものだったという説もある。歴史や文化を料理に込めたスペシャリテというわけだ。

濃厚に軽やかにと題した一品で、普段は重たい印象のフォアグラにローズマリーの泡などを加えてバランスをとる。フォアグラ自体も丁寧な仕事が見てとれ、甘さと塩気を伴ってダイレクトに旨味が届きます。さらに、濃厚な南瓜でコーティングするが、野菜の濃厚さには重たさはない。濃厚に軽やかに、なるほど納得。

その他の料理のラインナップはこちら。

「百合根　真蛸　ザクロ」まるでたこ焼き！百合根入り。

「ブロード　ディ　プロシュット」塩気と旨味たっぷりの生ハムのブロード。

「鯖　カルピオーネ　柚子　バジリコ」フレッシュな鯖と南蛮漬けの鯖。

「蝦夷鮑　王様椎茸」バターと肝のペーストが旨味を補完。

「タリアテッレ　毛蟹　プンタレッレ」毛蟹のラグーソースで。ティムールペッパーが味のアクセント。

「カニョン　比内地鶏の卵　カステルマーニョ」北イタリアにおける卵かけご飯。イタリア版にはチーズやバターが加わる。

「蝦夷鹿　紫キャベツ　銀杏　キクラゲ」低温調理の火入れ。

「カッサティーナ」シチリア名物のお菓子。リコッタチーズやセロリのジェラートと。

「焼りんご　スパイスティー」スパイスティーのジェラート。チャイ的な。

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イル プレージョ
050-5594-0751
東京都渋谷区上原1-17-7 フレニティハウス 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13147391/