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2023.01.02 昼

伝説の店がリスペクトする伝説の味。@松戸富田麺絆

ラーメン・つけめん

東京・日本橋

1000円〜2999円

★★★★☆

泣く子も黙る、つけ麺界の雄「とみ田」。

あらゆるラーメン業界の賞レースを獲得した名店で、松戸の本店には数時間にも及ぶ行列を作った伝説のお店。そのとみ田の味は、千葉県まで足を運ばずとも堪能することができる。東京駅に隣接する商業施設の「KITTE」の地下、「ラーメン激戦区 東京・丸の内」なるラーメンストリートに出店しているのだ。名前は『松戸富田麺絆』、ただし、ここでもしっかり行列に並ぶことにはなりますが、、、笑

メニューは、濃厚つけめん、もりそば(元祖つけ麺)、中華そばの3つ。

濃厚つけめんが看板だが、元祖の文字が気になるところ。おそらく、この元祖はとみ田の元祖という意味ではない。つけ麺の生みの親である大勝軒の故山岸一雄氏へのリスペクトを込めたメニューなのだろう。そのリスペクトの強さは店内にある山岸氏の写真達が物語っております。ちなみに、富田氏がラーメン業界に入るきっかけが大勝軒で、その弟子筋で修行した経験がございます。

もりそばを食べれば、さらにそのルーツを確信できる。スープは、醤油魚介で和風出汁の旨味をきっちり備えます。その上に強い塩気をはらんでおり、本能に訴えかける味わいになっております。これが強いコーティング力を生み、ツルツルと加水率が高い麺にも十分に発揮します。麺自体の硬度が大勝軒よりも強い印象があるのは気のせいか。もしそうなら、元祖の味もさらにアップデートさせようという強い意志がなすものでしょう。歯応えのある麺がつけ汁に、ばっちりとマッチしております。

心の味なるネーミングが気になって餃子も注文。厚めの皮に強い肉の旨味の持ち主でございました。この味にもまた、冨田氏にとっての素敵なエピソードがあるのでしょうか。

松戸富田麺絆
03-6259-1133
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE丸の内 B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13232095/

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