伊藤の味を広げる、そんな夢を叶える男。@自家製麺 伊藤 神田駅前店

煮干し中華の『自家製麺 伊藤』。

秋田と東京に店を構えるが、その暖簾を守るのは伊藤家の人々だ。まず、秋田の角館で叔父が「自家製麺 伊藤」を創業し、父が暖簾分けの店を王子神谷に「中華そば屋 伊藤」を構える。兄は蕨で「麺処遊」を経営し、弟が赤羽にて「自家製麺 伊藤」を創業。そして、赤羽のオーナーさんが銀座や神田にて店舗を拡大に成功しております。小さい頃から伊藤の味で育った赤羽のオーナーの名前は、伊藤広夢さん。名は体を表すのか、伊藤の味を「広」げるという「夢」を叶えているようだ。なんか素敵。

本日は神田店へ。駅の高架下という好立地にございます。

伊藤の中華そばといえば、もちろん煮干しベースの濃厚スープ。ネギが乗せられただけのシンプルなシルエットだが、煮干しの風味が派手すぎるほど濃厚。塩気のインパクトもやはり伊藤のもので、これを受け止める固茹での細麺も健在だ。この食感が、スープの味を長時間口内に滞在させるのです。伊藤の味が都内のどこでも食べられる日が来るのは近そうだ。ご馳走様です。

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自家製麺 伊藤 神田駅前店
03-6206-0203
東京都千代田区鍛冶町2-12-13
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13250872/