2022.12.01 夜 浅草を代表する老舗寿司店@紀文寿司 寿司 上野・浅草・日暮里 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 浅草を代表する老舗寿司店の1つ『紀文寿司』へ。 昭和建築の建物は浅草らしく、そして老舗らしい。その創業年は1903年(明治36年)まで遡り、現在は5代目のが暖簾を守る。ちなみに、4代目の関谷文吉氏は名著である「魚味礼讃」を残した名人の1人だ。その薫陶を受けた5代目は、毎日豊洲に仕入れに向かい歴史の中で培った魚の知識を実践する。シャリに砂糖を使わず、濃厚なねっとりしたツメの穴子を提供するなど、江戸前の伝統を静かに披露していきます。 お好みでいただけるのも老舗の魅力。焼魚や煮魚で熱燗で一杯やるのもいいし、いきなり握りで粋に寿司を楽しむのもいい。シャリは少しかためのタッチで、咀嚼の先に甘みを作る。その間に江戸前の仕事をネタから感じるという寸法です。少し背筋が伸びる緊張感もあるが、これも昔ながらで実は心地良い。ご馳走様でした。 ラインナップはこちら。 「小肌」 「墨烏賊」 「平目」 「青柳」 「赤貝」 「中トロ」 「車海老」 「雲丹、いくら」 「鰯」 「穴子」 「蛤のお吸い物」 「鉄火巻き」 — 紀文寿司03-3841-0984東京都台東区浅草1-17-10https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13016811/