2022.11.25 夜 進化版の炬燵が南麻布にあった!@KOTATSU 焼肉・肉料理 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★★☆ かつて深夜まで営業する居酒屋として麻布十番民に愛されたコタツ。 2012年に閉店しておりましたが、場所を南麻布に変えて『KOTATSU (コタツ)』として復活を遂げております。 業態も鳥料理を中心とした居酒屋から、ジビエを中心とした囲炉裏焼きの店に変化。もともと洋食屋の居抜きでスタートしたそうで、それがモダンなのに田舎っぽいというコントラストを作っております。囲炉裏から伝わる熱やこれを囲む団欒の風景は、炬燵(こたつ)を囲んだ日本の原風景そのもの。そう、これはきっと進化版の炬燵なのだ。 料理はコースで提供。「こたつ八寸」なる盛り合わせから始まり、馬刺し、ジビエの炭焼き、牡丹鍋、デザートと続いていく。 八寸の中には信州の郷土料理が含まれるなど、田舎を感じさせる設計がいい感じ。 ジビエは鹿のローストヒレ、猪のもも肉、鴨の4種類。臭みを全く感じさせないフレッシュなジビエ達が、仕入れルートの確かさを確信させます。特に、鴨は、肉質の柔らかさと味わい深さに定評があるかすみ鴨を使用。放し飼いで育てたからこそ、じっくりと旨味が溢れる質の良さを実現できているそうです。また、調味料を充実しており、塩、ニンニク、柚子胡椒など調味料を変えてバリエーションを楽しめるのも魅力。 メインは牡丹鍋。せりと九条葱が一緒だ。更に、入店時からじっくりと火を入れていたきりたんぽも投入されております。 西京味噌を使っているそうですが、さっぱりなのに濃厚なスープが具材達の魅力を引き出します。たっぷりの野菜と木の子、そして甘味の強い猪は、冗談抜きでいくらでも食べられそう。笑 味を引き締める役割を果たす高知産の生姜にも強いこだわりがあるそうだ。 10年ぶりに再開したコタツ。この進化版の炬燵で心身ともに温まるために人々が、またここに集まってくることでしょう。ご馳走様でした。 — KOTATSU050-5589-9863東京都港区南麻布1-4-18 サンシャイン麻布 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13275357/