2022.11.02 夜 東麻布さいこうに、さぁいこう!@東麻布 さいこう 寿司 六本木・麻布・広尾 30000円〜49999円 ★★★★☆ 2022年3月、東麻布にオープンした『東麻布 さいこう』。 港区っぽいインパクトのあるネーミングですが、大将の髪型はそれを上回るインパクト。個性的なパンチパーマだが、毛髪は落下しづらく、坊主頭より汗が落ちづらいというメリットがあるそうです。笑 髪型に負けない接客にもユーモアが溢れつつ、鮨に対する実直さも同時に伝わってまいります。ネーミングに髪型にエンタメ寄りな鮨屋を予感させますが、職人としての経験は豊富で、銀座の名店の「はっこく」にて二番手として活躍した実績もお持ちのようだ。 はっこくとは違い、つまみと握りで構成されるコース設計。 つまみの味付けは酒飲みにアジャストしたようなアプローチ。 目光の酒盗焼きなどはそのお手本のようだし、鱈の白子には優しい出汁を使ったかと思えば、ピンクペッパーで味を補完してみたりと、そんな感じ。しっかりとアルコールが消費されていきます。笑 その他のつまみ。 「黒むつのしゃぶしゃぶ」玉葱ソースで 「縞鯵と〆鯖」 「鰹の藁焼き」気仙沼 「のどぐろ雑炊」おかわり可 「鮟肝」余市 「銀杏」 握りは修行先由来の赤酢をばっちりと効かせたシャリ。酸味もたっていれば、塩気もしっかりたっており、強烈な個性でネタを引っ張ります。特に、やはりこの種のシャリには鮪が相性良く、皮ぎしの部分から始まった3種類の鮪を須くバチっと捕まえている印象です。 「雲丹」北海道の馬糞 「鰆」淡路の釣り 「鯵」鹿児島出水 「北寄貝」 「平貝」 「墨烏賊」 「赤身」戸井の鮪。皮ぎしの部分。 「大トロ」 「漬け」 「小肌」 「車海老」 「銀鱈」小丼にて 「穴子」 「玉」 「番茶のアイスクリーム」 最後に、さいこうが最高たるポイントを1つご紹介しておきましょう。店には大将の髪型を見ながら食べるカウンターの他、個室のカウンターやBARカウンターの用意もある。もちろん、お好みで寿司をちょこちょこ頼むことも可能だ。巷の高級寿司の中でこの遊び方が許された店はなかなか思いつきません。そんなニーズの皆様も、東麻布さいこうに、さぁいこう! — 東麻布 さいこう03-6822-2350東京都港区東麻布3-10-5">https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13268541/