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2022.10.19 夜

鰻で呑む。鰻で〆る。@ほさかや

東急沿線

3000円〜4999円

★★★★☆

セレブの街のイメージが強い、自由が丘。

可愛らしいスイーツショップやカフェ、お洒落な雑貨屋やブティックなど、高級感漂う街だ。だが、駅近くには古き良き昭和の雰囲気を感じる通りがあり、そこには老舗の居酒屋などが軒を連ねている。お洒落な街のもう一つの顔だ。

その一つを構成する、創業昭和25年の鰻居酒屋「ほさかや」をご紹介してまいりましょう。いまでは高級食材となった鰻をリーズナブルに提供しているのが魅力。鰻の卸業も営んでいるからこそ実現できているそうだ。居酒屋というくらいだから、主役は鰻重や鰻丼ではない。お酒のアテにぴったりな鰻串が主役だ。

「一通りください」

通ともなればこれで通じる。からくり、きも、ひれ、かしら、塩焼の5種類を”一通り”という意味だ。1本あたり300円から400円というのが破格だ。塩焼き以外の共通点は、やはりお酒に合う甘辛の濃厚なタレ。からくりは、端とは思えぬ脂の乗りだし、ひれの旨味など絶品だ。

塩焼でも山葵と食べれば脂との調和で、そのものの旨味をビビッドに感じる事ができる。全てに個性があり、その全てが魅力的だ。

物足りなければ、鰻丼や鰻重も注文が可能。小ぶりの鰻だが、これが逆にちょうどいい。そして、しっかりめのタレはやはりご飯にも相性よし。鰻串で酔い、鰻丼で〆る。繰り返しですが、鰻が高騰した時代にこのコースは最高に贅沢だ。

ちなみに、串以外にもお酒のアテはいくつもある。参考までに。

「3点盛り」煮こごり、鰻巻き、八幡巻き

「うざく」

ほさかや
03-3717-6538
東京都目黒区自由が丘1-11-5
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13008198/

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