2022.09.14 昼 穴子を主役に。豪華な場所で豪華なちらしを。@銀座 玉ゐ 寿司 銀座・新橋・有楽町 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 銀座6丁目にある交詢ビルのレストランフロア。 日本最初の社交クラブとして有名な交詢社のビルとあって、格の高そうな高級店がテナントを埋め尽くします。その1つが『銀座 玉ゐ』、穴子の専門店でございます。穴子は、江戸前寿司や江戸前の天婦羅の必需品で、東京が誇るブランドの1つ。にもかかわらず、専門店の数はかなり少ない印象。「玉ゐ」は銀座以外に、日本橋本店や室町などで複数店舗の展開を行うなど、穴子の文化継承の一役を担っております。 名物は「箱めし」。蒸しと焼きの手法で穴子を調理し重箱に重ねる、鰻重のようなアウトプット。鰻に比べてあっさりした印象を、海苔や薬味を補完してさらに美味しく食べさせます。だが、今回は注文したのは「穴子ちらし 」。特上(1800円)と特特(2600円)とあるが、ここは交詢社でっせ。もちろん特特をいただきます。 彩り豊かで華やかなビジュアルで登場。穴子の生態さながら、豪華な食材達の下に隠れております。穴子自体はやはりふんわりと柔らかく、とろけるように旨味を残してくれます。 幸か不幸か、豪華なちらしがゆえに穴子以外の要素が目立ちすぎる印象も。海老やいくらなどたっぷりの海鮮達、木の子に黒豆、さらに栗なんかも参戦しております。穴に潜り込むから穴子なのに、豪華な場所で豪華なちらしで、眩しいばかりに穴子に光が当たっておりました。ご馳走様です。 — 銀座 玉ゐ050-5593-4867東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル 4Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13185471/