2022.09.07 昼 門外不出のフランス菓子、デュネットって何だ!?@アルカション 本店 デザート 西武沿線 3000円〜4999円 ★★★★☆ 練馬にあるパティスリー『アルション(ARCACHON)』へ。 アルカションというのは、オーナーシェフが修行したというボルドーの港町の名前。ボルドーといえば、ワインで有名だが、実はカヌレも伝統的な名物の1つ。そもそも、ワイン作りに卵白が必要で、残った卵黄を余さずに使えないかというサステナブルな視点で生まれたのがカヌレなのです。 その「カヌレ」が同店の名物の1つ。しっかりと焼かれているのか、外側のカリカリ感と香ばしさはかなり印象深い。中身の卵黄のねっとりとした柔らかさは、これと強いコントラストを作っております。甘さも控えめで、ラムの風味もふんわりと通り過ぎる。なるほど、これが本場のカヌレか。 そして、タイトルにもあった「デュネット」がこれ。 シェフの修行したボルドーのパティスリー「マルケ」のスペシャリテなんだとか。しかも、これが日本ではシェフだけが許されたという門外不出のフランス菓子なのです。 なんとも円錐のかたちが可愛らしい。もはやフランス版のたけのこの里だ。笑 まずは、コニャックの香りが口に広がり、松の実やアーモンドの香ばしさが追いかける。生地もしっとりと口溶けが良いのも魅力。これは赤ワインとも相性が良さそうだ。 素敵なボルドー生まれの名物菓子達。ボルドーのワインと過ごす夜にいかがでしょうか? — アルカション 本店03-5935-6180東京都練馬区南大泉5-34-4https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132103/13023168/