2022.09.05 夜 少量多品種。こんな小料理屋が欲しかった!@荒木町 きんつぎ 日本料理 四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋 5000円〜9999円 ★★★★☆ 個性的な店が軒を連ね、食通達を魅了する街、荒木町。 そのメインストリートである杉大門通りにある料理店『荒木町 きんつぎ』が本日の目的地。店名の由来である金継ぎは、欠けた器を金でつなぎ合わせる修復方法のことだが、料理を盛り付ける器達にはその様子は見られません。あくまでコンセプトを表現する言葉であり、食と人、人と人の繋がりを大切にしたいという想いが込められているそうです。店は、佐藤さんと北村さんの二人が仕切るが、二人の縁という意味も込められているのかもしれません。 料理は21時まではコース、それ以降はアラカルトで提供するスタイル。コースは19品にも及ぶ品数ながら、一口サイズの小ポーションのため、お腹には全くストレスがない。むしろ、お酒のお供として多くの品数を楽しめるのは大きな魅力。イメージとしては、寿司屋のつまみのようなテンポ感と量で構成されます。随所に寿司自体も登場するので、もしかしたら寿司屋からのインスピレーションなのかも。味にも安定感があり、少々塩気を効かせるのはお酒へのアジャストでしょう。 ちなみに、これだけの品数でコースの料金は7800円。あまりコスパという言葉は好きではないが、これは間違いなく高コスパのお店だ。色んな意味でこんな店が欲しかった、そう思うお客さんも多いことでしょう。 ラインナップはこちら。 「出汁」鰹が香り立つ出汁 「モロヘイヤと生木耳のお浸し」 「鰹の握り」フレッシュな味わい 「鮎の梅煮」品の良い酸味の効かせ方で柔らかい鮎はお酒にぴったり 「ハタの蒸し寿司」ここにも梅っぽい酸味のニュアンス。餡から昆布がほんのり効いている。 「うざく」鰻の脂と下味と酸味が上手に調和してる 「鯖の押し寿司」適度な酸味が鯖の脂と調和している 「梨とシャインマスカットの白和え」 「子持ち昆布と蔓紫」 「名古屋コーチンの八幡巻き」 「秋鮭の真薯」 「馬肉のタルタルと無花果」 「賀茂茄子とズワイガニの白味噌焼き」 「雲丹ともずくのそうめん」もずくとそうめんって相性が良いんだなぁ 「太刀魚の塩焼き」 「黒ムツの南蛮餡掛け」 「牛頬肉の煮込み」 「せいろ蒸し」これは名物にふさわしい。鯖とシラスといくら、全員が良い働きを。 「ほうじ茶のアイスクリーム」 — 荒木町 きんつぎ03-6709-8704東京都新宿区四谷3-3-6 アイエス共同ビル3 B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13224173/