下北沢の人気カレー。その特徴は！？@カレーの店 八月

サブカルの聖地である下北沢、同時にカレーの街としても有名でございます。

街によってカレーにも色があるのが面白い。下北沢のカレーは、スパイスカレーなどの個性的なものが多い。どこかお洒落なニュアンスを感じるは、やはり”シモキタ”らしさと言っていいでしょう。ちなみに、カレーの街として君臨し続ける神保町はどうだろう。古本の街としても知られるエリアでは、レトロな雰囲気で食べる欧風カレーが中心だ。街の雰囲気と飲食店の雰囲気がリンクしているのは、めちゃくちゃ面白い。

さて、今回はそんなシモキタのカレーショップをご紹介。

名前は『カレーの店 八月』、ネーミングから個性が溢れ出ております。ちなみに、下北沢には音楽や演劇の街としての顔もありますが、オーナーさんはシンガーソングライターとして活躍する方なんだとか。どこまでもシモキタらしいお店ですね。どうしても８月に来ないといけない気がして、このタイミングでの訪問となりました。笑

チキンカレー＋あいがけキーマ。1180円也。

まずは、チキンカレーから。数種類のスパイスが華やかな味わいを作りますが、その先には濃厚なコクが待っております。と言っても、軽やかなもので、玉ねぎなどの野菜由来なものを確信させます。野菜の旨味とスパイスを上手に握手させた、そんなカレーでございます。大ぶりなチキンはしっとりとした柔らかさにびっくり。おそらく低温調理で丁寧に仕上げたのでしょう。

キーマは、粗挽きのひき肉が食べ応えを作り、ホールスパイス達が香り高いアウトプットに仕上げております。スパイスの密度が高いような重なりを感じます。米の上にも仕掛けが。キャロットラペとフライドオニオンも効果的だが、ここにもスパイスやハーブのニュアンスをしのばせております。

そういえば、お客さんは女性ばかり。カレー人口は男が多いと信じてましたが、シモキタのカレーは女性の支持が強いようだ。ちょっと、これからこういう視点でもカレーを見つめていきたいと思います。ご馳走様でした。

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カレーの店 八月
03-5787-6304
東京都世田谷区北沢2-14-19
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13246576/