2022.08.21 夜 実力派天婦羅店、築地にあり。@ 清壽 2008年創業、築地にある天婦羅の名店『清壽』を訪ねます。 地下に広がる和空間は広々としたレイアウトで居心地がいい。常連さんの姿が目立ち、大将の人柄の良さも伝わってまいります。料理はコースのみ、築地市場の至近だったことも手伝ってか、魚介中心の天種でコースが設計されております。 上質な太白胡麻油のおかげか、技術の高さなのか、薄くて油の軽い衣が特徴です。さらに、天種によって火入れを操り、衣の最適化をはかっているのも印象的。その象徴がスタートの車海老でしょう。1本目は海老のぷりぷりの食感を引き出し、2本目はレアめな火入れで柔らかさと素材の甘さを表現しております。鱧や穴子の場面では、衣に香ばしさのニュアンスも付加するなど、味のバリエーションを作っているのも面白い。実力派天婦羅店、築地にあり。ご馳走様でした。 ラインナップはこちら。「玉子豆腐」涼しげなアウトプット。鼈出汁と穂紫蘇。 「新銀杏」ねっとりと生命力のある味。 「車海老」1本目はぷりぷり。 「車海老」2本目はレアめに。 「新烏賊」これで一杯分。塩で甘味を引き出したい! 「蓮根」シャキシャキ音がする。そして、余韻はジューシー! 「玉蜀黍」ガリガリの衣が心地いい。それでも甘味が十分。 「鱚」衣はサク感が強く、身はほくほく。 「雲丹」海苔に包んで。 「新烏賊のゲソと新イクラ」口直し 「鱧」香ばしさがたまらない。梅肉に合わせて。 「茄子」 「生姜」先っぽだけ 「もずくと蟹」 「穴子」 「天丼」 「マンゴーシャーベット」 — 清壽03-3546-2622東京都中央区築地3-16-9 アーバンメイツビル B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13058904/