水原店主の新店！やっぱり美味しい！@つけめん金龍

ミトミえもんがファンのラーメン店主の水原裕満さん。

彼のプロデュースする店がことごとく好み。そして、らぁめん小池、中華蕎麦にし乃、キング製麺、ぷれじでんと、これに続く５店舗目がオープンしたと聞いてさっそくの訪問です。

名前は『つけめん金龍』、神田エリア淡路町周辺にございます。個性と提案性のあるラーメン自体も好きだが、ネーミングセンスにもいつもくすぐられます。今回の金龍は小麦粉の名前が由来だそうですが、看板を将棋の駒にするところにセンスを感じずにはいられません。金も龍（飛車の成駒）も実際にある文字ですから。しかも両方強い。

特製鰹昆布水つけめん、1290円也。今回の提案はつけめん。そのこだわりの強さは、食べ方の指南書にあらわれる。

１、何もつけずに麺をそのまま食べる

屋号にするくらいですから、きっと店主も小麦粉に魅了されたのでしょうね、まずは小麦粉の風味をしっかりと堪能させる。さらに、旨味成分である、鰹のイノシン酸、昆布のアルギン酸の水でコーティングされております。これにぬめりがあるおかげでそのコーティング力は強く、小麦と旨味成分の香りの一体感だけで十分に楽しめます。

２、藻塩を麺にほんの一振りして、そのまま食べる。

塩をふると素材の旨味が引き出されるなんて言いますがまさにその通り。それに加えて、強くなった塩気が直感的に旨味にも繋がっております。

３、やっとつけ汁に麺を浸して食べる

つけ汁はこれまでの工程を尊重するような優しく柔らかいもの。昆布水にほんのりと塩気と風味を吸着させます。印象としては昆布水の余韻の方が優先されるようなイメージです。

４、つけ汁が薄まってきたら、ボトルのタレを数滴入れる

ラーメン好きの悩みをよく捉えてますね。つけめんってどうしても後半にだれてしまいますが、これを一瞬で解決させます。さすが、水原店主！

５、スープ割をする

さらにスープに鰹を追い出汁するようなイメージ。もはやラーメン屋のスープでなく、和食屋のスープといっていいでしょう。

いやぁ、やっぱりこの系列のラーメンは素晴らしい。６店舗目も必ず伺います。一緒にコラボとかしてくれたら嬉しすぎるけどな。ご馳走様です！

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つけめん金龍
東京都千代田区神田司町2-15-16 サトウビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13259807/