2022.07.05 夜 常連がつなぐ老舗もつ焼きの暖簾。@のんき 焼鳥・焼きとん 千住・綾瀬・葛飾 3000円〜4999円 ★★★★☆ 創業から60年以上の歴史を重ねてきたもつ焼き店『のんき』。 本店は下町の葛飾区は堀切菖蒲園に構え、現在暖簾を三代目が守っております。面白いのがこの三代目、もともとはサラリーマンの常連さんだったのだとか。ちなみに、二代目もまた同店の常連さん。次々の昭和の名店が暖簾を下ろす中、常連さんでバトンが繋がっていくなんて、言い換えれば店と客の「愛」が繋がってきたといっていい。 下町らしい雰囲気は、常連でなくとも居心地がいい。まずは、居酒屋メニューでハイボールを乾杯。個人的にはクリーミーな口当たりのポトサラが大好きだ。胡麻のアクセントがなんともいえないんだ。 肉刺しやもつ炒めも食べておきたい一品。前者はアタックに生姜醤油の風味がぶわっと広がり、余韻に個別の風味が追いかけてきます。特にハラミがお気に入り。 もつ炒めも同じで、辛さとニンニクのインパクトが一気にお酒を飲ませます。 そして、絶対に外してはいけないのが、東京一とも称される「シロタレ」。これがふわふわなのに、香ばしくてサクサク。脂の旨味たっぷりなのに、重たすぎないという絶妙のラインにあります。何より継ぎ足しのタレが問答無用の味わいの持ち主なので、鬼に金棒どころか鬼に機関銃くらいのレベルに達しております。 その他の串もみんなレベルが高い。ラインナップはこちら。 「あぶら」この堀切店限定のメニュー。 「ればねぎ」 「かしら」 「こめかみ」 — のんき03-3601-4052東京都葛飾区堀切5-20-15https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13022433/