2022.06.24 夜 「468」と「棒」?これは何の暗号ですか!?@468 寿司 上野・浅草・日暮里 5000円〜9999円 ★★★★☆ 浅草の路地裏、そこの看板には「468」と「棒」の文字。もはや暗号レベルで何を伝えんとしてるかわかりません。笑 答えは『468』が屋号、これでヨーロッパと読みます。そして、「棒」が指すのは棒寿司のこと。つまり、ここはヨーロッパ料理のお店ではなく、お寿司屋さん。そして、大将もヨーロッパではなく棒寿司発祥の関西のご出身。恐る恐る、聞いてみました。 「ところで、屋号の由来は?」 数字が好きで、数字だけで店の名前にしたらインパクトがあるかなって。深読みしすぎましたよ、考えた時間返してください。笑 でも、大将がそんな理由でネーミングをしちゃうことはすぐに伝わります。とにかく、会話がユニークで楽しいんです。きっと常連さん達に愛されるお店なのでしょうね、軽妙なトークが心地いい。 そろそろ、棒寿司をいただいてまいりましょう。棒寿司とは、言葉の通り棒状のお寿司で大阪が発祥。 穴子、鯖、ぐじ、はこの4種類があり、その全てが楽しめる盛り合わせが人気。穴子が名物に位置づけられており、甘めのタレと焼いた香ばしさは主役にふさわしい味わい。棒寿司の代表である鯖も鉄板、脂のノリが最高です。ちなみに、はこは、海老と卵とカマスで構成されておりました。 もう1つの名物が芋吸。これがめちゃくちゃ美味い。芋のすり流しに、揚げた芋が具材の主役。すり流しからは芋の甘味がたっぷり感じられ、揚げからはほくほくのジャガイモの旨味が伝わります。レアめな仕上がりがこれをさらに強調します。 その他、出汁巻食べても、目光食べても旨し。 酒とツマミと棒寿司と芋吸、そして大将のユーモア。これが、468の魅力の全てでございます。ご馳走様でした! — 46803-3843-6964東京都台東区西浅草3-23-14https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13035662/