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2022.06.16 夜

あの伝説のワインバーが帰ってきた。@La Chouette

バー

都内のワインバーを語るのにこの方抜きにしては語れないでしょう。

西麻布にあった『La Chouette』のオーナーの武居征吾氏だ。都内で活躍するソムリエを数多く輩出し、ご自身はサンフランシスコで10年も連続で星を取り続けた伝説の店。コロナの影響により昨年帰国。場所も連絡先も非公開だが、某所にかつての名ワイバーの名前の『La Chouette』のままひっそりとオープンさせております。

もう席についた瞬間から楽しい。

自分の知識がなんて浅はかなんだろうと思うレベルの知識量、そして、もっと知りたいと好奇心をくすぐる武居さんの話が面白くてたまらないのだ。きっと何よりワインを愛しているからなのでしょう。そんな愛情を受けたワインの保有数はなんと8万本。ブルゴーニュワインだけで6万本も持っているのだとか。圧倒的すぎる、、、販売当時のアロケーションを持っているものもあり、その値段にも驚かされます。夢のような時間、なるほど伝説の言葉に全く遜色がございません!

いただいたワインはこんな感じ。

「Screaming Eagle Sauvignon Blanc」
「Screaming Eagle Cabernet Sauvignon」
いきなり!?生産数が極少のカルトワインがグラスワインがペアリングの最初。値段も味も提供方法も、全てにおいていきなり脱帽です。。。確かにソーヴィニヨンブランなんだけど、余韻の広がりが異常値です。肉料理に合わせて、カベルネソーヴィニヨンもしっかりしたボディがありつつ味わいが華やかに抜けていくような感じ。これがスクリーミングイーグルか!

「Comtes Lafon / Meursault Charmes 2005」
好みを話したわけじゃありませんが、ミトミえもんが一番好きな作り手。武居さんはエスパーですか!

「Maison Leroy / Meursault 1er Cru Les Charmes 1978」
「Maison Leroy / Nuits St. Georges 1985」
ルロワが二連発。白キャップながらその味わいの華やかさに驚きを隠せません。特に’85のニュイサンはミトミえもんの生涯ワイン史上、五本の指に入るレベルでございました。

「DRC / Marc de Bourgogne 1985」
デザートに合わせたのはDRCのマール。マールの中でも別格です。アタックはびっくりするほど強くそして柔らかい、そして、あり得ないほどの豊かな余韻が口の中に広がります。よくわからないけどもはや宇宙です。

料理もまた素晴らしいので、ぜひ写真にてラインナップを紹介したい。ワインと料理を知り尽くしたお二人だから実現できたペアリング。ちなみに、”La Chouette”とは「フクロウ」や「素敵」と言った意味があるそう。まさに夜行性のフクロウのように隠れ家的で、とんでもなく素敵なワインバーでございました。ご馳走様です。

「赤ピーマンとトマト」コンソメのジュレとキャビアを添えて

「パルマ24ヶ月熟成の生ハム」

「ポップオーバー」

「サマートリュフとポルチーニのパスタ」

「ブイヤベース」海老、蛤、きんき

「ファッソーネ牛」

「キーマカレー」

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