創業1650年！？超がつく老舗の味はいかに？@カレーの店 タカサゴ

創業1650年！？

竹橋駅直結のパレスサイドビルの地下には飲食店街が広がります。その空間を構成する１つである『タカサゴ』を訪ねております。ビルの竣工は1966年と深い歴史を持つが、実はタカサゴの歴史はそれよりもずっと古い。なんと創業1650年、時は江戸時代で４代将軍の徳川家綱の治世でございます。

もちろんカレーショップとしてスタートしたのではなく、江戸時代は神田で一膳飯屋として創業し、明治から戦前にかけて外食券食堂を経営し、戦後に和食屋を営み、先代の時にパレスサイドビルに現在のカレーの店を開いたそうです。これが1971年のこと、昭和の雰囲気を全体に感じるのはそういうことか。

さて、カレーの店を標榜しておりますが、一番人気のメニューは実はカツスパゲティー。

茹で置きのスパゲティーは細麺でフライパンで炒めた香ばしさでコーティングされております。これだけだと弁当箱のパスタのように寂しいものだが、インパクトのある食材たちが上に重ねられております。

まずは、薄めのロースカツ。これの油が結構なものだが、やはり弁当箱のパスタのように油を一定レベル吸い取ってくれます。さらに、この上にはひき肉たっぷりのミートソースがかけられております。この肉肉しさがパスタの香ばしさとガッチリ握手。カツとミートソースをおかずのようにしてパスタを楽しめる設計になっております。さらに重なるのはチーズで、これがコクを生み出す。老舗の名物は超絶のガッツリ飯でございました。ご馳走様です。

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カレーの店 タカサゴ
03-3214-2520
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13023819/