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2022.04.16 昼

絶対に”はずせない”料理がそこにはある。@粥菜坊

中華料理

神奈川

3000円〜4999円

★★★★☆

武蔵小杉の商店街、サライ通りにある中華料理店『粥菜坊』へ。広州のご出身のオーナーが奥様とともに2004年に開業。ちなみに、サービスがご主人で料理は奥様が担当されているそうだ。ちなみに、奥様は料理店での修行経験はないそう。きっとその経歴がユニークな料理に繋がっているのでしょう。

メニューを見ると、はずせない5品が紹介されております。これを頼まない手はないでしょう。笑

一品目「豚肉腸粉」

広州や香港では定番の一品だそう。もち米を粉砕して蒸して作るそうだが、ぶりんぶりんなもっちり感とお米の風味を強く感じられます。濃厚なタレをしっかり吸っており、いわばタレご飯を食べているような感覚。中には豚肉が入っているが、これはおかず的なポジション。確かにこれは”はずせない”一品だ。

二品目「新鮮海老の湯引き」

さっと茹でただけのシンプルな海老料理。海老本来の味わいが強調されており、ちょこんとタレをつければ、たちまち優秀なつまみに変化していきます。

三品目「牡蠣の中華お好み焼き」

第一印象は、強烈な牡蠣の風味。なんでも、水を一切使わずに牡蠣エキスだけで粉を溶いて作っているそうだ。しかも、生地はかなり薄手なので、その印象が更に強いものになっているのでしょう。ご主人が牡蠣以上に牡蠣と言った言葉に納得。

四品目「豚げた肉の豆豉蒸し」

迫力のある豚肉の味わいと豆豉のコクが存在感を発揮。だが、一番注目したいのは豚肉の下に敷かれたジャガイモの存在。これが豚と豆豉の旨味を吸収しており、これが満足感の高いアウトプットに繋がっております。

五品目「焼売の真実」

ようやく馴染みのあるメニューが登場。ごろごろしたサイコロ状のお肉に、海老や椎茸の風味が加わっております。何もつけずに食べてほしいという言葉に納得。

そして、さらにメニューを見ると、、、はずせない〆を発見!

〆「本気の雲呑麺」

奥様の故郷が発祥という竹昇麺を使ったもの。漢字からも想像がつきますが、太い竹を使って体重をかけて作った麺。結構な細麺のシルエットながら、力強いコシを生んでおります。スープは魚介の風味が感じられるが、滋養系の素朴な味わい。麺がこれらを楽しむ装置にもなっております。ちなみに、このメニュー、提供まで17年かかったのだとか。確かに本気だ。笑

絶対に”はずせない”料理が粥菜坊にありました。ご馳走様です。

粥菜坊
050-5597-5227
神奈川県川崎市中原区今井南町4-12
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140504/14009596/

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