2022.04.15 夜 ”何か”をせずにはいられない焼鳥店@炭火焼鳥コクレ 焼鳥・焼きとん 大阪市 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 大阪は福島の路地裏、デートにお誂え向きの焼鳥店がある。 名前は『炭火焼鳥コクレ』、2016年創業。外観までは赤提灯が大衆的な焼鳥店を想像させますが、古民家をリノベした薄暗い店内はオシャレ空間そのもの。屋号はフランス語で”ひな鳥”という意味だが、その名の通り若いシェフ達が躍動しております。 料理は、フレンチ経験が生むユニークな発想と若さ溢れる挑戦的なアプローチ。ただでは転ばないというか、どの料理もどの串も”何か”をせずにはいられない、そんなウズウズした好奇心が感じられます。初っ端のお通しから遊び心が満載。卵のパックの中に素材の甘さたっぷりの「新玉葱の茶碗蒸し」。下味のついた鶏肉もしのばせて鶏料理へのブリッジを濃いものに。 そして、人気メニューである「うずら玉子の醤油漬け」。これが宝箱で登場!空けると煙が立ち上がるので玉手箱といったほうがいいかも。火入れはスモークばかりなのでしょうか、 仕上げは相当レアなもの。やはり焼鳥店のアプローチではない。 続く「もも肉のたたき」はフレンチの一皿を彷彿とさせる。もも肉がたっぷりの葱に埋もれております。肉の火入れもレアな食感で美味。 ここから串。”何か”せずにはいられぬアプローチをご紹介しましょう。 「ささみ」パプリカの塩漬けとともに。火入れはしっとりレアめ。 「ハート」乾燥した生姜を仕上げに。 「つくね」ミモレットチーズでコクを追加。 「肩肉」酢橘の皮とともに 「せせり」アンチョビバターで 「皮」ライムの皮と。まさかの皮の掛け算。笑 「ねぎま」パルミジャーノで。 〆の卵かけご飯。やはり”何か”しないと気が済まない。ご飯は炊き込みご飯、卵はちょうちんでも使われる未成熟の卵を使います。面白い焼鳥でございました。ご馳走様です。 — 炭火焼鳥コクレ06-6346-2090大阪府大阪市福島区福島3-11-13https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27092024/