2022.04.11 夜 どこまでもイタリアらしいお店。@Osteria L’ALA イタリアン・ピザ 渋谷・恵比寿・代官山 5000円〜9999円 ★★★★☆ 東京は世界に誇るグルメ都市。 寿司や天婦羅が世界一美味しいのは当然のこと。でも、東京は、フレンチでも、中華料理でも、カレーでも、ハンバーガーでもトップクラス美味しいと思う。世界のあらゆるジャンルをトップクラスのクオリティーで楽しめる、それが東京の凄さだと。だが、イタリアンだけは違う。ことさらトラットリア的な郷土料理においては、現地のイタリアンに負けたと思った。 そんな現地の雰囲気が感じられる店が渋谷にあった。『Osteria L’ALA(オステリア ラーラ)』、6人も入ればいっぱいの小さなイタリアン。やっと出会えた店だが、ここは期間限定のお店。イタリアで食べ歩きを繰り返した経験のあるシェフは、コロナが落ち着いたらイタリアで本格修行に行くそうだ。現地で学び、さらに現地で学びたいと願う、現地を彷彿とさせるイタリアンがここに。そして、安さもまた現地ばり、どこまでもイタリアらしいお店だ。 なかなか日本ではお目にかかれぬ、現地なイタリア料理達をご覧ください。 「パルマ産18ヶ月熟成生ハムとオリーブ」いいですねぇ、こういう豪快な大皿料理。さっそく生ハムとスプマンテで乾杯。 「カゼルタ産モッツアレラトレッチャとプチトマト」カンパーニュ料理。トレッチャとは三つ編みの意味。 「サルデッラ」カラブリア料理。生しらすと唐辛子をペースト状にしたもの。何これ、このつまみ最強すぎるやん。 「フリトゥーラ・ディ・ぺランツァ」シチリア料理。網に入ったものを全部揚げるという漁師料理。海老、烏賊、きびなごなどなど。 「空豆とマッツァ・フリッサ」 「仔羊出汁のスクリッペッレ・ンブッセ」仔羊の出汁で作ったイタリア版の出汁焼き。 「カターニャの屋台風馬肉のパニーニ」イタリア版サンドイッチ。いいですねぇ。現地で食べたのを思い出す屋台料理。 「フィノキオセルバチェコとセモリナ100%手打ち麺」フィノッキオセルバチコはハーブ。シチリアで食べたウイキョウのパスタを再現したんだとか。 「ファルソマーグロとマンジャ・エ・ヴェービ」ファルソマーグロはシチリアの肉料理。マンジャ・エ・ヴェービは、長ネギの豚バラ巻。 「カンノーロ・アペルト」カンノーロは、クリームを詰めたシチリアのお菓子。アペルトとは包まないという意味で、カンノーロのオープン版の料理になっております。 — Osteria L’ALA03-5422-3228東京都渋谷区円山町28-8 宮庭マンション 102https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13263441/