長寿庵はやっぱり長寿だった。@赤坂見附長寿庵

本日は『赤坂見附長寿庵』を訪ねます。

赤坂のみすじ通りから入る細い路地の奥に赤坂見附の長寿庵がある。創業は昭和56年、40年以上も続く老舗の蕎麦店でございます。これだけでも長寿庵の名前にふさわしいが、長寿庵の歴史はもっとずっと古い。始まりは1704年、暖簾わけを繰り返し長寿庵は関東で最多の店舗数を誇ります。現在は４つの会派に分かれるが、赤坂見附の長寿庵は三日会を含む十日会に所属しております。

ちなみに、長寿庵の暖簾はチェーンではなくそれぞれに独立している。つまり、それぞれに特徴があり、それぞれに名物が存在している。赤坂見附の名物はといえば「鴨せいろ」でございます。

鴨汁にはたっぷりの鴨肉とたっぷりの葱。醤油の酸味と出汁の効いた辛口のつけ汁、ここに鴨肉達が生み出す旨味が加わります。鴨の量がたっぷりで、特に脂の部分など絶品。これがつけ汁にも好影響を与えております。

蕎麦自体は細身で安定感のあるもの。つけ汁との絡みもよく、喉越しも心地のいいものに仕上がっております。長く続くのには理由がある、長寿庵はやっぱり長寿だった。

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赤坂見附長寿庵
03-3584-3084
東京都港区赤坂3-20-2
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13007879/