皿カツ丼って何！？コキール巻きって何！？グリル中村屋

金沢洋食のB級グルメ代表といえばハントンライスだろう。「グリルオーツカ」発祥のメニューは金沢の至る所で楽しめるほど知名度を獲得しております。そんなグリルオーツカよりずっと前にも、唯一無二のメニューを開発した金沢洋食の名店がある。名前は『グリル中村屋』、柿木畠にある創業1938年の老舗中の老舗でございます。

唯一無二の名物を紹介していきましょう。なんと２つある。

１つめは「カツ丼」、もちろん普通のカツ丼ではない。中村屋名物の通称皿カツ丼でございます。丼ではなく皿に盛られたカツ丼なのだが、そのシルエットにカツ丼と気付く人はおるまい。ご飯の上にとんかつ、その上に中華丼のように餡をかけております。この餡がまた甘い、甘い。不思議な体験が待っております。カツ自体は肉をローリングさせてかさ増ししているのが面白い。

２つめは「コキール巻き」、今度は全く想像がつきません。その由来はわからないが、クリームを豚肉で巻き付け、これを揚げたもの。

びっくりするのはまたまた甘さが際立つ事。安納芋を食べているような甘さに仕上がっております。名前もそうだが、味付けもまた唯一無二。謎の名物コキール巻き、勉強になりました。ご馳走様です。

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グリル中村屋
076-221-3512
石川県金沢市柿木畠4-20
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001001/