立ち食いそば界きってのアイデアマン。@白河そば

牛込柳町にある『白河そば』、本日は朝ご飯にお伺いしております。

この立ち食いそばの店のご主人、彼がとにかくアイデアマンなのです。最初が発明であることを証明するかのように”元祖”の文字が店内外に踊る。

１つめは”元祖”塩だし。

その塩だしの汁で、かき揚げ天そばをいただきます。醤油ではなく塩で提供するのは、立ち食いだからこその事情から生まれたそう。常に温度を保つために火入れをしているが塩だと味が変わりづらいのだとか。実際に、出汁の風味はかなりしっかりめで、甘ささえ感じる味わいになっております。これをふんだんに吸ったかき揚げもやはり美味。

２つは”元祖”きざみごはん。

きざみごはんは、油揚げと玉ねぎが乗せられ、鰹節と青海苔で味を調味したもの。さらに濃いめの出汁で味付けており、ご飯との相性がぴったり。蕎麦の出汁をぶっ込んでもまた面白い。

これ以外にも豆腐めしが名物として人気だったが、このメニューは現存しない。仕入れていた豆腐屋が閉業してしまったんだとか。代替品を探すのではなくて名物を手放すのは、アイデアマンとしてこだわりと誇りを感じさせます。美味し、楽しの立ち食い蕎麦、ご馳走様でした。

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白河そば
03-3358-7675
東京都新宿区原町2-8
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13010380/