2022.01.08 昼 築地の天国、パラディーゾ!@トラットリア・築地パラディーゾ イタリアン・ピザ 築地・湾岸・お台場 3000円〜4999円 ★★★☆☆ 築地、市場は移転したもののやはり海のイメージがなくなることはない。 過去の遺産によるものでなく、築地場外に残った飲食店達がイメージを支えているのでしょう。その1つは『トラットリア・築地パラディーゾ』だろう。ヴィヴィッドなブルーの外観などが、南イタリアの港町を彷彿とさせます。料理も然り、店の代名詞である「本日仕入れた貝類とチェリートマトのリングイネ」などがその象徴だ。 いわゆる魚介をふんだんに使ったペスカトーレで、パスタを覆い尽くすほどに貝達が活躍しております。”本日仕入れた”っていうのがいいですよね。ペスカトーレとは漁師という意味で、その日の売れ残りなどをトマトソースで煮込んだのが始まり。料理への文化的な理解が感じられます。 しっかり目利きされた貝類の旨味と塩気がパスタに、トマトに、そして貝同士に好影響を与えてくれます。塩気の強さもまた海のイメージを増長させます。パスタ自体はしっかり芯の残ったもので、貝の塩気や旨味を感じるための媒介になっております。 ミトミえもんの南イタリアの印象は、ランチからお酒を楽しむイタリア人の姿。同店でもその姿が見受けられましたが、それに耐えるだけの料理が用意されております。 それが、前菜の盛り合わせ。ゼッポリーニに、鱈の南蛮漬けにローストポーク。ソースを務めるサルサヴェルデなど絶対に白ワインに合うじゃあないか。笑 ちなみに、パラディーゾとは天国という意味。築地の天国では、貝と前菜でお酒を楽しみことができますよ。ご馳走様でした。 — トラットリア・築地パラディーゾ03-3545-5550東京都中央区築地6-27-3https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13132422/