2021.12.27 夜 ブランディングは難しい、、、@新福菜館 麻布十番店 ラーメン・つけめん 六本木・麻布・広尾 1000円〜2999円 ★★★☆☆ もともと広告会社で商品のブランディングを担当しておりましたが、その難しさを感じたエピソードをご紹介。京都一番の老舗ラーメン店『新福菜館』の拡大戦略が議題でございます。 京都ラーメンのルーツとされるラーメンで、本店のある駅前には隣の第一旭と並んで大層な行列が作られておりました。それが最近では並びが減ったような印象、、、ミトミえもんも京都によれば必ず寄って帰りましたが、最近は足が遠のいておりました。理由は、、、 東京支店ができたから、だと思います。 東京に3つ、京都に5つ、大阪に2つ、福岡に1つと支店展開。そう、どこでも食べられるという意識が、逆に足が遠のくことに繋がったかのように思います。コンビニでのラーメン展開も同じ、手に入りやすいことはブランディングには繋がりません。売上拡大のためには面を広げるのは正しい戦略、それとブランド価値のバランスこそが重要ということですね。 さて、ここは東京1号店である麻布十番店。 真っ黒なラーメンと真っ黒なチャーハン。ラーメンは鶏ガラや豚骨出汁をベースに、濃口醤油で作られたラーメン。意外とあっさり目な印象もあるが、塩っぱさはラーメンとして正しいベクトルに向かう。たっぷりの九条ネギやもやしが食感と味のアクセントになっております。 チャーハンは香ばしさ満点で、具材達もその影響を完全に受ける。九条ネギのアクセントも京都らしさ。味はやっぱり同じ、ブランディングの難しさを感じた夜ご飯になりました。 — 新福菜館 麻布十番店03-6441-3395東京都港区麻布十番1-2-5 富山店舗 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13178200/