「Replay」したい「Everything」にこだわるラーメン。@麺屋 彩音

2020年創業のラーメン店、五反田の『彩音』を訪ねます。

読み方は”サイン”、ミスチルの名曲”Sign”が由来なのだとか。そういえば、看板の色は4thアルバムの「Atomic Heart」を想像させるし、”彩り”の字もミスチルの名曲の１つだったり。どこまでが狙いか分かりませんが、同じミスチル好きとして勝手に盛り上がってしまいました。笑　

新店ながらビブブルマンを獲得、メニューの監修に名だたる名店が参加するなど、人気店になる材料は十分に揃っております。ちなみに、醤油をさくら井、塩を八咫烏、油そばをつきひが監修しているそうです。

特製塩、1150円也。

第一印象は厚みのある香味油の存在。鶏油が主人公ではあるが、胡麻油やオリーブオイルなども参加して、厚みのある香味油を形成しております。鶏油の先には和風出汁の品のいい味わいが待っております。塩気押しなのではなく、シンプルな鶏の旨味がビビッドなのが好感度が高い。

そのシルエットのおかげもあるが、やはり香味油による麺のコーティング力が強い。その中にあって、星の存在が確認できる全粒粉の細麺の風味が感じられるには豊かな証拠だ。

トッピングも１つ１つのレベルの高さやこだわりが伝わる。鶏チャーシューなどはシンプルに美味で、贅沢な厚みもある。ワンタンはとろとろの食感の先に、胡椒のようなしっかりしたアクセントあり。味玉も美味しかったなぁ。

「抱きしめたい」ほど美味しいラーメン。「Everything」にこだわりがあり、それこそが人気店の「しるし」だ。今度は醤油や油そばを求めて「Replay」しよう。ご馳走様でした。

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麺屋 彩音
東京都品川区西五反田2-18-3 グレイス五反田 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13250923/