2021.11.10 昼 一番人気は「浅利とムール貝の汐そば」@麺処 しろくろ ラーメン・つけめん 京王・小田急沿線 1000円〜2999円 ★★★★☆ 八幡山のラーメン店『麺処 しろくろ』へ。 創業2019年とオープン間もないが、瞬く間に人気ラーメン店の仲間入り。連日店の前には行列が作られております。店内はとても整頓されており、こういうところにセンスの良さが伝わってまいります。人気店には理由があるのだ。 店主は多くの店での修行経験があるそうだが、その末に辿り着いたのが貝出汁のスープ。フラッグシップとなる「浅利とムール貝の汐そば」が一番人気になっております。ちなみに、屋号の”しろ”はこれを示し、”くろ”は煮干し醤油そばを示しているようです。 初訪問につき「浅利とムール貝の汐そば」をいただきます。 やはり丼のシルエットが美しい。国産の浅利のみを使ったというスープは、コハク酸の塊という感じ。しっかりした塩分とともに旨味成分がぶわっーと襲いかかってまいります。浅利が旨味を担当しているなら、ムール貝からは香りの要素を強く感じます。一定のインパクトと余韻として継続する滋味深さ、貝出汁の深みにすっかりやられてしまいました。 麺は白みを帯びたストレート麺。ツルツルな肌感でありながら、どこか小麦粉の粉っぽさを感じるような。トッピングは2種類のチャーシューと彩りを作るイクラ。ラーメンにイクラなど反対派だが、貝出汁のニュアンスが同じ海の姿を想起させます。柚子や三つ葉と同様に、いいアクセントに。チャーシューは2種類ありますが、特に鶏チャーシューがお気に入り。 ご飯ものには貝そば専用に「ガリバタ飯」の用意があります。絶品の出汁を使わない手はありませんね、茶漬けにすればそれだけでもう旨い。しかも、ここにはバターが乗ってるのがずるいですね。たちまち洋風のリゾット に早変わりです!ご馳走様でした。 — 麺処 しろくろ東京都杉並区上高井戸1-1-7https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13242508/