2021.10.23 昼 ダバ系カレー、新宿西口にあり。@スパイスバザール アチャカナ 世界料理(アジア) 新宿・代々木・大久保 1000円〜2999円 ★★★★☆ 東京のカレー事情を語るに、避けては通れぬダバ系カレー。 ダバとは八重洲のカレーの名店ダバインディアのこと。こちらの薫陶を受けたシェフ達のお店の総称としてダバ系と呼ばれております。今回訪ねた新宿西口の『アチャカナ』もその1つ、ダバインディアはもちろん同じくダバ系のカッチャル・バッチャルで腕を磨いた経験を持つ。雑居ビルの3階にも関わらず行列が作られる人気店、出自と実力が確かなら場所は関係ないということか。古びたエレベーターも必見です。笑 カレーは日替わりで常時3種類。 辛口、マトンキーマとネパール山椒中辛、チキンカレーとローストスパイス甘口、ムング豆とキノコとほうれん草 1種はもちろんですが、3種類全ででも注文できる仕組み。追加料金で牡蠣のアチャールを足せたり、追加料金でチーズクルチャに変更できたり。もちろんミトミえもんはその全てをいただきます! 甘口、中辛、辛口と味わいのバランスがいい。マトンは苦手な人も多いかもしれませんが、爽やかな辛味がマトンのネガティブをすっかり消し去っております。ネパール山椒の貢献度が高い。一方の甘口は、完全にたっぷりな豆の甘味で支配されております。その中にあって木の子やほうれん草の味もしっかり。カレーというより上質なスープをいただいているよう。 ダバ系のカレー店ではチーズクルチャがスペシャリテな店も多いが、アチャカナも例外ではないよう。単体でも小麦粉とチーズの香りで十分な満足感があるが、スパイス達と結合させてコクを楽しむのもあり。 アチャールや野菜のドレッシングのスパイス感も抜群。修行先のカッチャルバッチャルもそうだが、スパイス居酒屋としての顔の一旦ものぞけたようです。次回はスパイスとアルコールを楽しませていただきます。ご馳走様でした。 — スパイスバザール アチャカナ03-6883-3652東京都新宿区西新宿7-12-23 松沢ビル 3Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13233798/