2021.10.17 夜 どうしても行きたかった今井さん家へ。@イタリア料理 今井 イタリアン・ピザ 宝塚・西宮・尼崎 10000円〜29999円 ★★★★☆ 芦屋にあるイタリアン『イタリア料理 今井』へ。 オープンから半年で予約困難店の仲間入り。いわゆるワンオペで、お店を切り盛りするのはもちろん今井氏だ。阪神間のイタリアンで修行したという今井氏だが、料理のアプローチは個性的で独創的。もはや完全なるオリジナルと言っていいでしょう。 昆布を多用するなど、ところどころに和のエッセンスを感じるが、最後はきっちりイタリアに連れてってくれる。唯一無二、そんなアウトプットこそが予約困難の所以なのでしょう。それにとても気さくな人間性、本当に素敵なシェフでございました。 せっかくなので、料理を1つ1つご紹介。 「スープ」北海道牡丹海老のガラの出汁。味覚をきっちり起こす塩気を提供。ワインへのスイッチも完璧です。 「雲丹のカナッペ」自家製フォカッチャにコラトゥーラで塩分と旨味を追加 「新秋刀魚」ゴルゴンゾーラとともに海苔巻きで。ゴルゴンゾーラの存在感が強く、ノリノリの脂がいい意味で中和。余韻に旨味だけを落としていきます。 「鮑のフリット」5時間も煮込んだという鮑にたっぷりのペコリーノチーズ。秋刀魚に続いて手で食べるという演出も食事を楽しくさせます。 「牡丹海老のしゃぶしゃぶ」松茸のグラタンに浸かる牡丹海老。牡丹海老も贅沢なら、それを食べる我々はもっと贅沢。 「タヤリン」黒七味を練り込んだタヤリン。鱈の白子がクリームを担当して、イノベーティブなカルボナーラを完成。ちなみに、カルボナーラって黒が入るのが条件なのですが、”乗せる”ではなく”入れる”に変えたのがファインプレー。 「淡路牛のタリアータ」フォンドヴォーでとったソースで。 「いくら丼」海老の出汁で炊いたバルサミコ酢飯。和風なアウトプットだが、しっかりイタリアに連れて行く。 「ジェラート」ジャージー牛乳で作った出来立て — イタリア料理 今井兵庫県芦屋市公光町10-21https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28056034/