2021.10.15 夜 嵐山吉兆は、1つの灯籠から始まった!?@京都 吉兆 嵐山本店 日本料理 京都市 50000円〜 ★★★★★ 嵐山吉兆は、1つの灯籠から始まった!? 日本を代表する料亭である『嵐山吉兆』。その始まりは1つの灯籠から始まったそうです。創業者である湯木貞一氏が惚れ込んだ、九曜星の灯篭。もともとは食べ物も、美術も、商売も教えてもらったという道具商の持ち物。 最終的に灯籠のあった別邸ごと譲り受けたそうで、それこそが嵐山本店の土地なのであります。場所ありきではなく、灯籠ありきで始まったというのが面白い。本日はその灯籠の見えるお部屋でお食事をいただきました。 そして、今回の目的はもう1つ。我々の新しい挑戦に対するご挨拶と決起集会なのです。嵐山吉兆出身の料理人崎楓真が新しいお店をオープンするのにあたって修行先へのご挨拶。素敵な部屋にご案内いただけたのも、もしかしたら応援の意味があるのかもしれません。そして、彼が尊敬する副料理長が焼き物を担当くださった事にも、素敵な心意気を感じます。本当にありがとうございます。 いただいたお料理はこちら。 「酢物」渡蟹のフライとともに 「椀物」和歌山産の松茸と徳島産のぐじ。胡麻豆腐とともに。 「向付」淡路の鯛を鮟鱇の肝醤油で。 「寿司」大間の鮪の握り寿司。 「蒸物」松茸。焼き物ではなく蒸し物として。 「赤飯」吉兆のお祝い事といえばこれ。 「八寸」松茸を巻いた石鯛、米沢牛のロース、木の子の白和え、サツマイモ、キャビアなどなど。 「焼物」マナガツオの幽庵焼き。コロッケの中身は木の子達。ほぼ水分で旨味のみ! 「炊合せ」冬瓜を器にしたけんちん汁!これはアイデア。鰻とともにいただきます。 「食事」京赤地鶏と松茸の炊き込みご飯。 「水菓子」 「栗きんとん」 — 京都 吉兆 嵐山本店075-881-1101京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町58https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260403/26001312/