立ち食いなのに手打ちで二八。そして鴨。@そば切り うちば

住所は東品川、最寄駅は青物横丁。ここに他とは一線を隠す立ち食い蕎麦の店がある。名前は『うちば』、もともと俳優だったという店主が営んでいる小さな蕎麦屋でございます。いわゆる立ち食い蕎麦の体ですが、何と手打ちで二八の蕎麦を提供しているという。普通、立ち食いの安価な金額を約束させるのは、手間隙を排除したオペレーションに他なりません。それを手打ちで提供するとは恐れ入ります。

しかも、立ち食いでは滅多にはお目にかからない「鴨汁そば」の提供があるのだから驚きは増すばかり。

蕎麦自体はコシが強く風味がかなり強め。田舎そば好きの人に特に向いているかもしれません。個人的には出汁との距離を感じてしまうのが少々もったいない印象。

鴨汁の出汁については無条件に美味い。鴨の旨味がたっぷりとスープの中に落ちて、やはり立ち食いレベルにない印象です。

立ち食いそばのイノベーティブも近いのか！？今後も業界を注視していこうと思います。ご馳走様でした。

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そば切り うちば
03-6712-3388
東京都品川区東品川3-27-24 KAHARA品川 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13231283/