美味しんぼファンお馴染みの鰻店！！@味治

中野の昭和新道商店街にある鰻店の『味治』、ここは美味しんぼファンお馴染みのお店。

登場したのは美味しんぼの80巻、鰻の串焼きの専門店の職人として登場している。ご主人は1968年創業の川二郎の二代目として活躍、その後独立を果たしております。ちなみに、川二郎は二代目の娘さんが四代目として暖簾を守り続けております。

漫画中と違わず、やはり味治では鰻の串焼きが人気で、まずは迷わず串の４本セットを頼みましょう。

左から、えり焼き、八幡巻き、きも焼き、短冊。

それぞれに魅力があり、えり焼きはもっちりした旨味と骨の食感がつまみにぴったり。塩気もそこにアジャストしているようです。

鰻と相性のいい牛蒡と交互に串を刺した八幡巻き、苦味がまたお酒と相性のいいきも焼き、もっちりとシンプルな美味しさのある短冊など、いろんな角度でお酒へと我々を誘う。ただ、今は緊急事態宣言中。鰻居酒屋としての顔を持つ店には辛いところだ、、、

この種の雰囲気の店では酒のつまみは串焼きばかりではない。人情というか、店とのコミュニケーションも魅力の１つです。鰻重を待つ間、骨せんべいをサービスしてくれました。バリバリ噛んでると、音で歯の丈夫さがわかるそうで、褒めていただきました。笑

締めはもちろん鰻重が担当。蒸しの工程を経る関東風らしい柔らかいタッチ。その先に一定の鰻の弾力と旨味が待っていてくれるのが嬉しい。鰻の脂は旨味として口の中に落ちていくよう。タレの塩梅も適度で、ご飯にもある程度浸透。全体の一体感を作り上げます。

さすが食のバイブルの美味しんぼにも登場する職人の技術。大変バランスのいい鰻でございました。ご馳走様です！

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味治
03-6677-1990
東京都中野区中野5-57-10
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13059507/