蕎麦前に満足したら、もちろん最後は蕎麦で締める。@蕎麦前 山都

六本木ヒルズの中心を貫くけやき坂通り。都内有数の複合商業施設のメイン通りとあって、ハイなブランドショップが立ち並んでおります。その一角に大きな暖簾が今回の目的地『蕎麦前 山都』。

本店を代々木上原に構えるが、本店のタグラインが”蕎麦屋”に対して、六本木店は”蕎麦前”。蕎麦はもちろん、一品料理とお酒が楽しめるのがコンセプトなのでしょう。

その証拠というわけではないが、「ポテトサラダ」なんかの居酒屋メニューが充実。

乱暴に居酒屋メニューを並べるでもなく、しっかりと蕎麦とのブリッジを見せてくれます。

「出汁冷奴」や「そばがき揚げ出し」なんかがそれで、出汁や蕎麦粉が料理に参加しております。全体的に味がしっかりしているのは、やはりお酒との相性を意識してのことでしょう。一方で薬味の使い方が上手なぶん、味わいにバランスを作っております。

この鮭ハラスなどその最たるもので、酒がなければ白ご飯がほしい。そんなアウトプットになっております。

蕎麦前に満足したら、もちろん最後は蕎麦で締める。

こちらもメニューが充実しておりますが、つけそばを名物と位置付けております。黒カレー、こってり、濃厚ゴマ、肉の四代名物だそうだ。どれもがっつりに見えるメニュー達、今回いただいた肉つけそばも例外ではない。

イメージとしては港屋の肉そばのようなジャンクな味わい。肉もたっぷりで、海苔や胡麻の風味の良さもよく似ている。大きな違いは、向こうは辣油による刺激だが、こっちは胡椒の刺激。だが、やっぱりジャンクな満足感については間違いのないものでございました。それだけに味変にレモンが重宝されます。

そば自体は十割だそうだが、喉越しの良さというか、弾力する感じるアウトプット。濃厚なつけ汁との相性が抜群です。

ご馳走様でした！

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蕎麦前 山都
03-6447-1268
東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ六本木けやき坂通り 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13219872/