2021.08.13 夜 合言葉は、薄切り、塊、ハンバーグ。@だるまや 西新宿店 焼肉・肉料理 新宿・代々木・大久保 5000円〜9999円 ★★★★☆ 合言葉は、薄切り、塊、ハンバーグ。 西新宿に本店を構えるジンギスカンの店、この言葉を知っておけば間違いない。雑居ビルの二階に入居していて、少々入り口もわかりづらい。そんな不利な条件は意に返さず、客入りはいつだって満席状態。こじんまりしたレイアウトということも手伝って、店内は七輪の煙が支配。いわゆるモクモク系の活気のあるお店でございます。 まずは定番のジンギスカン。これが薄切り。 生でもいけると豪語するラム肉だが、その言葉に一切の嘘はない。騙されたと思ってレアめな火入れで食べてみて。いわゆる臭みなどとは無縁でミルキーな味わいが口の中に広がっていきます。正直、都内でこのレベルのジンギスカンが食べられる店は多くは思い浮かびません。 甘辛いタレとの相性もバッチリで、ここに唐辛子やニンニクの薬味を追加すればたちまちジャンクな味わいに。 次ステップはラムをステーキのように。これが塊。 ジンギスカン鍋に鎮座する塊肉。当然のことだが、厚みのあるカットは咀嚼時間の長さをうむ。つまり、そのぶん肉の風味を長く感じることができる。一方でそこには飽きの要素もあるので、そこにはカレー塩や胡椒塩が用意されている。塊肉によるストレスはなく、ポジティブな面だけが我々に残ります。 アンカーを担うのはメニューにない、裏メニュー。それがハンバーグ。 4種類の中から味を選択できるが、選んだのはガーリックバター。その見てくれから直感的に美味しいのが伝わります。さっぱりとしたラム肉はたちまちジャンクなフードに返信し、本能に訴えかけてまいります。これで終わりと思ったあなた!ハンバーグのポテンシャルはこんなもんじゃありません。 1/5程度を残して店員さんに差し出しましょう。ハンバーグをインしたラムガーリックライスになってかえってまいります。チーズの焦げ目とあいまって、これが最高の締めご飯へと進化を遂げます。前述のタレの残りにほうじ茶を入れてお茶漬け風に楽しむこと。 合言葉は、薄切り、塊、ハンバーグとお伝えしてまいましたが、言葉が少々足りてないかも。笑 都内におけるジンギスカンの名店、ぜひ一度訪問してみて。ご馳走様です。 — だるまや 西新宿店03-3344-1129東京都新宿区西新宿1-15-7 西口ライフビル 2Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13011959/