2021.08.02 夜 江戸前寿司の主役といえばどのネタだろう?@ 乃池 寿司 上野・浅草・日暮里 1000円〜2999円 ★★★★☆ 江戸前寿司の主役といえばどのネタだろう? マグロという声が多いだろうし、光り物こそが主役だという人もいるだろう。ミトミえもんが推すのは穴子。どこの寿司店でも最後を飾る場合が多く、いわばメインディッシュ的な位置づけである。単純に味の濃い穴子の後だとどのネタもぼやけてしまう、って話もありますが。それに、職人の力量は穴子でわかるなんて言葉もあるくらい、江戸前らしい細工が最も必要なネタでもあります。 前段が長くなりましたが、 今回は通称谷根千エリアにある寿司店『乃池』をご紹介。1970年創業の老舗寿司店でございます。ここの名物こそが穴子、穴子ばかりの8貫食べられる「名代穴子ずし」が人気になっております。メインディッシュばかりを食べられるなんて、もはや夢のような名物ですね!並んだ姿は、ただただ圧巻。 ふんわりと柔らかく煮た穴子達。ツメは穴子の煮汁を漉して煮詰めたもので、適度に甘さと辛さのあるもの。穴子の上品な脂とこれが握手しております。アクセントに香ばしさも参加して、食欲を刺激する風味と味わいを作ります。とろけるような食感もあいまって、まるで飲み物のように消化されていきます。これ、いくらでも食べれるわ。笑 寿司のメインディッシュの穴子ばかりでお腹を満たす。こんな贅沢があっていいんでしょうか。いいんです! — 乃池03-3821-3922東京都台東区谷中3-2-3https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13003554/