2021.06.09 夜 新国立競技場の前、あまりにも有名なラーメン店。 @ホープ軒 ラーメン・つけめん 原宿・表参道・青山 〜999円 ★★★☆☆ 千駄ヶ谷駅から徒歩5分、新国立競技場の向かいにあるラーメン店『ホープ軒』。ピッカピカの競技場と老舗な建屋とのコントラストが面白い。世間ではオリンピックの開催をめぐって議論が白熱しておりますが、オリンピックをやろうとやらなかろうと、聖火がつこうとつかまいとホープ軒には何の関係もない。24時間営業、いつまでも火の消えぬラーメン店なのでございます。(もしかしたら今は時短営業中かも?) あまりにも有名なラーメン店でありますが、あえてその歴史からお勉強。ホープ軒の創業者は難波二三夫氏、屋台からスタートしたラーメン店でございます。後に、暖簾ごと貸す貸し屋台業に乗り出し、その数は103にまで膨らんだそう。その中にいたのが千駄ヶ谷ホープ軒の創業者である牛久保英昭氏なのだそう。遠くからでもそれとわかる黄色い建物。なんと一階から三階まで店舗スペースになっているホープ軒ビルなのでございます。 拉麺、800円也。 まずはそのビジュアルからご覧ください。背脂チャッチャ系の元祖とも言われるが、その背脂で麺達は完全に隠れております。背脂、ラード、化学調味料、塩分、その全てでジュンクな臭さを作り上げております。胃袋や口の中はもちろんのこと、もはや着ていた服までも豚骨臭でコーティングされていきます。存在感のある中太な麺であっても、スープの波にきっちり飲み込まれます。もうミトミえもんは溺れかけてますが、得意な方々は豆板醤やニンニクを使ってみて。 冒頭でオリンピックは関係ないと申し上げましたが、コロナがなければ全世界の人々がホープ軒に辿り着いていたのかも。オリンピック選手達の躍動にも驚くだろうが、ホープ軒のラーメンにも驚いたことは間違いない。ご馳走様でした。 — ホープ軒03-3405-4249東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13021239/