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2021.05.16 昼

蒲鉾専門店で食べられるのは、、、@福島屋

鍋・おでん

六本木・麻布・広尾

1000円〜2999円

★★★☆☆

本日の目的地は、1921年創業の蒲鉾専門店『福島屋』へ。場所は麻布十番にございます。
蒲鉾といえば、板に半円状に成形されたものを思い浮かべますよね。蒸したり、焼いたりが一般的で、炙り焼いた竹輪なんかも蒲鉾の1つに数えられます。その他、茹でればはんぺんやつみれ、揚げれば薩摩揚げとなったり。ひとこと、蒲鉾と言ってもそのキャパは広いのです。

お気づきでしょうか?

ちくわ、はんぺん、薩摩揚げ、、、。そうです、蒲鉾で作るものはおでんの種が多いのです。蒲鉾専門店として創業した同店では、練り物中心のテイクアウトだけでなく、店内ではおでんを楽しむことができるのです。人気は街の名前をもじった「麻布十品定食」や店の名前を冠した「The福島屋定食」。前者は、その名の通り10品のネタを楽しめる贅沢セット、後者は、昔ながらの出汁のおでんと味噌のおでんの食べ比べセットになっております。

The福島屋定食、1680円也

まずは出汁を一口。品のいい優しい出汁ながら、鰹出汁の風味が強くおでんに好影響を。

一方の濃厚な味噌の風味を纏ったおでんとの大きなコントラストを作っております。種は大根、こんにゃく、厚揚げが共通で、味噌側に卵と肉が加わっております。

ちなみに、味噌のおでんといえば静岡のおでんを想像しますが、創業者は静岡の蒲鉾店で修行した経験があるそうです。おでんらしく、柔らかく煮込まれているのは好感度が高いが、卵は煮込みすぎか少々硬く。タイミング次第では印象が違うかもしれませんね。

本当のオススメは、、、

ミトミえもんのオススメは実は福島屋のしゅうまい。粗挽きの肉に粗いカットの玉ねぎを組み合わせます。しっかりした食感がありながら口溶けがいいという不思議なアウトプット。玉ねぎの甘みに肉の旨味がぶわっと口の中に広がっていきます。肉と玉ねぎのバランスも抜群です。おでんばかりではなく、ぜひしゅうまいにもチャレンジを!

あ、そういえば、練り物1つも食べてないな。笑

福島屋
050-5595-6086
東京都港区麻布十番2-1-1
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13013990/

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