2021.03.04 昼 季節を切り取る日本料理の魅力@日本料理 楽心 日本料理 大阪市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 日本料理の魅力、それは四季の移ろいを楽しませてくれるもの。大阪は福島にある日本料理店『楽心』、今回はこちらで日本の3月を楽しませていただきます。大阪市内の日本料理の名店で腕を磨いた片山氏による、ミシュランも獲得した実力店。カウンターからのぞく中庭がさっそく日本の自然の美しさを伝えてくださいます。ちなみに、この日はひな祭りの翌日。もちろん料理にも反映され、ぼんぼりに見立てた百合根を含めた八寸が登場します。先付にはセリの葉と青柳のかき揚げ。昨年の桜で作ったという自家製の塩には春の匂いを提供してくれます。 旬の素材もカウンターを彩る。走りのホワイトアスパラに、冬の味覚であるジビエ、解禁になったばかりの蛍烏賊や桜海老などが主役を務めます。大阪らしさなのでしょうか、旬の食材に随所にユニークネスを加えております。ホワイトアスパラを飯蒸しにするというアプローチが既に面白い。基本はさっぱりした素材型のアウトプットだが、炭火と香りとイバラガニの内子のソースがインパクトを作っております。冬はジビエの季節、熊鍋を堪能させていただきましたが、これがかの有名な熊鍋と同じ素材というのだから素晴らしい。 食事はシンプルで豪快な桜海老のご飯、お米の温度で油が溶けていい意味でジャンクな味わいを作り出しております。 その他の料理のラインナップはこちら。 「唐墨餅」自家製 「蛤真薯のお椀」蛤の真薯の形が可愛い! 「漬け鮪」辛味大根、かいわれ大根のコラボ 「蛍烏賊の沖漬け」干し貝柱とあさつきの自家製醬とともに 「真子鰈の唐揚げ」餡が美味 「水菓子」抹茶のアイスと苺 — 日本料理 楽心06-6451-2323大阪府大阪市福島区福島1-6-14 1Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073089/