2021.02.06 夜 鰻で呑む、鰻を飲む。@新宿うな鐵 鰻 新宿・代々木・大久保 5000円〜9999円 ★★★★☆ 昔から”鰻屋でせかすのは野暮”って言われるくらい鰻は調理に時間のかかるもの。蕎麦の前にお酒のつまみを楽しみ蕎麦前という言葉があるように、鰻重の前にお酒を楽しむ鰻前があってもいいじゃないか、そう思いませんか?今回はそんな鰻前の充実したお店をご紹介していきましょう。 1962年創業『新宿うな鐵』 場所は歌舞伎町のど真ん中にあり、その老舗感が周辺と一線を画します。歌舞伎町であって歌舞伎町でない、そんな独立した空気感を醸し出しております。肝焼きなどを提供している店は少なくないが、これほど鰻前のメニューが揃っている店も珍しい。う巻き、うざく、八幡巻きなどの鰻料理も充実しているが、最大の特徴は鰻を串として提供するスタイル。いまや希少価値から高級食材の仲間入りをした鰻を焼鳥屋のような気軽さで楽しめるのが特徴です。 どれにしようか、そう思ったあなた。迷わずおまかせの鰻串焼き一通りをご注文ください。遅い時間だと売り切れも続出するのでお気をつけて。ちなみに、今回は残念ながらレバーと短尺にはありつけず、、、全体的に味付けの塩加減に酒が進み、香ばしく焼いたタレの風味に頬が緩みます。串それぞれに個性があるので、ぜひ色々とチャレンジしてみてください。 個人的には白焼きの串バージョンともいえる「白ばら」と皮との境界線にある旨味がたまらぬ「ひれ」がおすすめです! 「肝」 「くりから」 鰻前を楽しんだ後の締めは、もちろん鰻重の出番。ふわふわでやわらかい江戸前の鰻、そして、多めのタレの水分量が完全に飲み物化しております。旨味が洪水のように口の中に、胃の中に落ちて行くようです。鰻で呑んで、鰻を飲む。ご馳走様でした! — 新宿うな鐵050-5457-9991東京都新宿区歌舞伎町1-11-2https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13010956/